昨日(16日16:35頃)の雲です。うろこ雲が広い範囲に出ていました。
デジカメで普通に撮影すると、林の木々は、逆光で真っ暗に写ってしまいます。
ハイダイナミックレンジ合成(以下HDR)とα900のDレンジオプティマイザー機能(以下DR)を使ってみました。
ソニー α900+コニカミノルタ AF ZOOM 17-35mm F2.8-4 (D)
● HDR その1
① 普通に撮影(f17mm、F3.5、1/2500、ISO-200)
② HDR合成
露出を変えた5枚(③-1~③-5)をPHOTOSHOPでHDR合成したものです。
③ ②の元となる5枚の写真です。0.7EVの連続ブラケットで撮影。手持ちなので多少ずれますが、ズレはPHOTOSHOPが調整してくれます。(③-3は①の写真と同じです)
③-1 (f17mm、F3.5、1/6400、ISO-200、-1.3)
③-2 (f17mm、F3.5、1/4000、ISO-200、-0.7)
③-3 (f17mm、F3.5、1/2500、ISO-200)
③-4 (f17mm、F3.5、1/1600、ISO-200、+0.7)
③-5 (f17mm、F3.5、1/1000、ISO-200、+1.3)
● HDR その2
① HDR合成
0、-1.3EV、+1.3EVの3枚(②-1~②-3)の写真からHDR合成しました。
② ①の元とした3枚です。0.7EVの連続ブラケットの1、3、5枚目を使っています。
②-1 (f17mm、F4、1/2000、ISO-200、-1.3)
②-2 (f17mm、F4、1/640、ISO-200)
②-3 (f17mm、F4、1/250、ISO-200、+1.3)
● Dレンジオプティマイザー機能での撮影
① 普通に撮影 (f17mm、F3.5、1/2000、ISO-200)
② Dレンジオプティマイザーその1(D-R+ LV5:f17mm、F3.5、1/2500、ISO-200)
Dレンジオプティマイザー、アドバンスレベルモード、レベル5(強)です。レベル3くらいの方が違和感無く撮れますが、真っ暗だった部分が明るく写ります。逆光の影の部分を明るく撮りたい時などには使えます。それにしても空も草木も良く見える人の目は、凄い。
③ Dレンジオプティマイザーその2(D-R+:f17mm、F3.5、1/4000、ISO-200)
①、②と違う場所ですが、Dレンジオプティマイザー、アドバンスオートモードでの撮影です。
特に設定を気にしない時は、このモードにしていることが一番多いです。
Jpegで保存していても、必要であれば後からレベル補正しやすいモードです。