千葉セクション(地層)

養老渓谷(千葉県市原市田淵)にある「地球磁場逆転期の地層」を見てきました。
国際模式地の候補になっている「千葉セクション」という地層がある場所です。
房総半島のほぼ真ん中にあります。
少しですが、山の中、川べりを歩きます。滑らないように!!。蛇や蜂、ヒルなどには注意してくださいね。
緑の杭が、現在と同じ北がN、南がSの正磁極期。
赤い杭が、SNが逆転している逆転極期。
黄色が、その中間期で不安定な時期。

土が湿っていたせいか想像していたような縞々の地層ではありませんでしたが、斜めに傾斜しているのがわかります。
深海にあるときに堆積してできた地層だそうです。

↓川べりを少し歩きます。滑りやすいので注意。水量が多いときは長靴が必要。

↓途中の案内板

↓田淵会館前にある資料

月崎駅から歩いて30~40分。
車で行く場合は、田淵会館から歩いて数分。
田淵会館に駐車させていただくことができます。
行った日は連休の谷間でしたが、8台くらいとまっていました。休日などは駐車しきれないかもしれませんね。
国際模式地として認定されれば、「チバニアン」の名前が付くとのこと。年末が楽しみです。
参考サイト
千葉時代:https://sites.google.com/a/nipr.ac.jp/chibasection/Home
以下は、帰りに寄った市原湖畔美術館。
高滝湖にあります。

珪藻(顕微鏡写真)

川の水中にいた珪藻(ケイソウ)です。
顕微鏡はしばらく使っていなかったので埃だらけ。
メンテをしながら、養老川から少量採取してきた水を見てみました。


以上。MT-B型千代田顕微鏡で見た様子です。
1枚目の写真は、対物40倍。
2枚目の写真と動画は、対物65倍。
5倍の対物レンズ。
カメラは、Nikon1 J3 + VR 10-30mm f/3.5-5.6(望遠端)で撮影。
いずれもトリミングしてます。