千葉市蘇我にある蘇我比咩神社(そがひめじんじゃ)に立ち寄りました。
時々、近くを通るのですが、この神社へ寄ったのは、はじめてです。
日本武尊命(やまとたけるのみこと)の東征に由来している神社で、1500年前からあるそうです。
簡単な説明です。。。
日本武尊命が東国を統一するため、神奈川県横須賀市の走水(はしりみず)から千葉沖に船で渡ろうとした際に、海神の逆鱗に触れ海が荒れたそうです。
その際、弟橘比売命(おとたちばなひめ)が自ら入水し、その怒りを鎮めたというのは有名な話。
その時のお供の一人がで蘇我大臣の娘で、一人だけこの近くの海岸に辿り着き、地元の人々の看病により助かったそうです(我れ蘇えれり)。
その後、このお方は、都に帰るのですが、日本武尊命が皇位を継承することが出来なかったことなどから、その霊をなぐさめんと地元の人々が建立されたとのこと。
弟橘比売命の着物の袖の片方が流れ着いたのが、習志野市にある袖ケ浦。もう片方の袖が流れ着いたのが袖ケ浦市。
蘇我は、ちょうどその中間くらいにあたりますね。
残念なことに、明治の大火事で、宝物や建物など焼災してしまったそうですが、大変由緒のある神社です。
蘇我比咩神社のホームページ:http://www.sogahime.com/