Dimage Z3

コニカミノルタから2004年発売されたDimage Z3です。Richo Caplio R6と比較のため、過去に撮った写真を等倍で見れるようにしておきます。
購入してすぐに細かな動作で問題がいくつか見つかり初期不良で交換。新機も約1月後に電源が入らなくなり修理。と初期不良に悩まされたカメラですが、その後は壊れることなく、使いにくいところも少なく今でも使っています。
Z3とR6、それぞれが、短所を補っている感じです。
R6に比べると大きさ、広角、液晶の大きさと見やすさ、テレマクロで劣ります。35mm相当ではギリギリ画面に入りきらないと思う場面がある人には、R6の28mm広角は大変嬉しいです。
逆に良いところは、ズームの操作性、室内での撮影(R6のような広角がほしい時も多々ありますが、手ぶれ補正が効いてる感じがすることと、フラッシュの強さ)、望遠、持った時の安定感です。
フラッシュですが、ワイド端4m、テレ端2.5mとR6(ワイド端3m、テレ端2m)と使用しているとこの差は大きいと感じます。
画素数は、400万画素ですが特に不足していると感じることも無いです。PCで扱う時に速いし、保存時の容量も小さいし、むしろ便利に感じるくらいです。
Z3で撮影したサンプルです。[原寸画像]のリンク先は、撮ったまま(加工なし)の画像です。(2018.1.15原寸画像のリンクを外しました)
1.クジャクソウ
R6で撮影した花と同じものです。明るい場面では、ISO50で撮影すると綺麗です。花びらの色飛びを抑えるため-0.3の露出補正をしました。

画像

[原寸画像] f10mm、F3.2、ISO50、1/1000s

画像

[原寸画像] f10mm、F5、ISO50、1/125s

2.花(名称不明)

画像

[原寸画像] f10mm、F5、ISO50、1/160s

3.風景写真など
千葉神社にて

画像

[原寸画像] f27mm、F4、ISO50、1/40s

山道(11月)

画像

[原寸画像] f47mm、F4.5、ISO50、1/100s

夕景

画像

[原寸画像] f8mm、F5、ISO50、1/100s

梅(望遠端)
420mm相当で1/200。上を向いた手持ち撮影でしたが、ぶれませんでした。

画像

[原寸画像] f69mm、F8、ISO100、1/200s

ポメラニアン(チロ)
どの距離で止まってくれるかわからなくて、止まっている時間は短いので大変です。

画像

[原寸画像] f25mm、F4、ISO50、1/125s

過去の写真を見てみると420mm相当(f69mm)を使う場面は思ったより少ないようです。
犬の写真ですが、R6もシャッターの反応は問題ないのですが、ズーム比を変えながら、カメラを動かしながら写す必要があります。ズームのスムースさや持ちやすいスタイルである分、Z3の方が有利みたいです。
動きのあるペットの写真を撮るには、しっかりと持てるやや大きめな高倍率ズーム機、予算・大きさに妥協できれば、一眼の方がお勧めです。
一方のR6はなんといっても手軽さ。それだけでなく、R6だけの魅力(今のところ対抗機が見当たらない部分)もあるので、将来、大きいデジカメを手に入れたときでも、手放せないと思います。

Richo Caplio R6

Caplio R6(リコー)を購入しました。ただ、使い始めたばかりなので、まだまだ隠れている良いところ悪いところがあるかもしれません。
思ったことを適当に書きますが、購入を考えている人の参考になれば幸いです。
今使っているデジカメは、一眼レフのαSeewtデジタルと(ポケットには入らない)コンパクト機のDimageZ3で、ポケットに入る大きさ&広角ズーム機がないか気になっていました。
R6に決めた理由は、1.28mm広角、2.マクロ、3.ポケットに入る大きさ、4.200mm望遠、5.値段。最近28mm広角対応のコンデジは増えてきましたが、厚さ2cmで200mmまでの望遠が使える機種は、R6だけ?でした。
第一印象は、普通のコンデジと思いきや、撮影していくと、なかなか面白いかも。
手ぶれ補正は、Z3ほどは効いてないようです(薄型なのでシャッターを押した時にカメラの揺れ幅が大きいことが原因?)が、薄型だからこそあった方が良いのかもしれません。Z3に比べると失敗写真の割合は多いような気がしますが(※)、少し設定を変えると良い感じになります。感度設定をあげた時のノイズはちょっと気になるので、暗い室内撮影はフラッシュを使った方が良さそうです。

(※) 感度を上げたときのノイズが気になるのでISO200以下で撮影しています。室内でフラッシュを使わない時に、ぶれてしまうことが一番の原因のようです。あとは花びらなどの色飛びですが、コンデジにしては健闘していると思います。これは撮影後液晶画面で確認し露出補正することで改善できます。デジカメ全般にいえることで、銀塩カメラに比べると露出にシビアな分、1ショットあたりの失敗は多くなります。取り直し出来ない一瞬を撮りたい場合は、銀塩一眼の方が、まだまだ安全だと思います。デジカメの場合は、だめなら消せば良いので、設定を変えて沢山撮るのが一番です。

一眼の楽しさを知っている人にとっても、コレはコレで飽きないと思います。設定が決まったときは、シャープですごい写真が撮れそうなカメラです。動画の写り具合も良い方だと思います。(Z3は、スムーズにズームが働きますが、R6はカクカクと段階的にズームが切り替わるところだけ気になりました。なるべく途中のズーム切り替えはしたくないというのが正直な感想です。)
マクロ中心ですが、とりあえず実写サンプルです。[原寸画像]のリンク先は、撮ったまま(加工なし)の画像です。(2018.1.15原寸画像のリンクを外しました)
1.ギボウシ(広角マクロ)
花の直径は3cmくらいです。一部分に夏の強い日が当たっていて難しい条件だったと思います。ボケ気味に見えますが、原寸画像を等倍で見るとピントのあっている場所は細部まで良く写っています。

画像

[原寸画像] f5mm、F3.6、ISO100、1/410s

2.ギボウシ(望遠マクロ)
200mmでのマクロ撮影です。広角マクロに比べ背景がボケてくれます。一眼っぽい感じになります。200mmで25cmまで寄れるテレ端マクロは、R6の魅力の一つです。

画像

[原寸画像] f29mm、F4.9、ISO100、1/310s

3.クジャクソウ(広角マクロ)
コンデジのマクロは、一眼に比べてピントの合う範囲が広いので撮影は楽です。一眼に無い有利な点(不利な点でもあるけど)です。
ISO64に固定して-0.7の露出補正をかけました。他のデジカメでもそうですが、露出補正しないと花びらの色が白っぽくなります。

画像

[原寸画像] f5mm、F3.6、ISO64、1/870s

4.テレ端マクロ
ISO64に固定し、ソフト発光モードのフラッシュを使いました。ソフト発光モードは、マクロの時に使えると思います。Z3の望遠端(1.2m以上の距離が必要)後ろに下がりきれないことがありますが、25cmまで寄れると楽です。
被写体は、αSeewtデジタルとタムロンの90mmマクロレンズです。このブログでも何度か登場しているレンズです。

画像

[原寸画像] f33mm、F5.2、ISO64、1/189s

5.広角マクロ
広角側でのマクロは、写し方によっては、遠近感を強調でき面白いです。近づきすぎたので手前(左下)の方は、R6のレンズがフラッシュの影を作っていますが。。。一眼では味わえない31mmマクロ!!(マクロモードでは広角側は31mm相当になるそうです)。

画像

[原寸画像] f5mm、F3.6、ISO64、1/34s

6.R6外観写真
αSeewtデジタル+タムロン90mmマクロで撮影しました。(マクロレンズ使う必要は無かったのですが・・・特に2枚目の写真は2mくらい離れて撮影してます。)

画像
画像

7.補足
・・・ 使っていて気になった点を中心に補足です。
● 液晶モニター
撮影時の画面の発色が黄色味が強く感じます。再生時の色は問題無いです。(特にホワイトバランスをオートにした時に撮影中と再生時の色合いが違って感じます。傾向に慣れれば気にならなくなりそうだけど、露出補正やホワイトバランス設定にきちんと連動しているのでもったいない。)
他機種でもそうかもしれませんが、再生時に拡大した時の画質は今一。ピンボケやブレの確認はPCに移してみないと安心は出来ません。Lサイズプリントが目的なら問題になることは少ないと思います。
再生時の等倍では鑑賞するには綺麗な画像です。2.7インチあると撮影直後、人に見せる気になりますね。晴れた日の屋外でも十分見やすいです。撮影中&再生時の情報表示もわかりやすくてGood。
● ズーム
電源を入れてた時の起動速度やシャッターを押した時の反応はキビキビしていて快適です。
ズームの移動も速いですが速すぎる・・・。28mmで撮ってすぐに200mmもという場面では便利ですが、中間域で止めたい時にはチョンチョンチョンと微調整が必要で、ちょうど良い位置で止めたい時に、かえって時間がかかってしまいます。ステップズームという設定(途中7段階にズームを止められる機能)もあるけど、個人的にはステップなしの方が、まだ使いやすいです。慣れるまでは、イライラするかもしれません。
8.総評(2007.9.3追加)
持ち運びが嫌にならないコンデジとしては、広角有り、望遠有り、マクロ有り、手ブレ補正有り、顔認識機能有り、高感度有りと欲張ったデジカメです。
ズームや液晶モニタの発色などの操作に関する部分は、慣れると気にならなくなります。
唯一気になるのは高感度時のノイズで、ココが改善されれば、クラス最強になると思います(出来上がり画像の色合いやデザインなど好みは別にして)。フラッシュも弱い(薄型機しかも広角機だからやむを得ないかもしれません)ので、室内で光量不足の場合が多々あります(フラッシュの範囲は、ISOオートで広角時3m、望遠時2mまで)。室内などの暗い場面では、FUJIFILMなどの高感度に定評のあるコンデジがお勧めです。室内で撮影する場面の多い人は、広角ズームやマクロを優先するか高感度画質を優先するかが選択の分かれ目になりそうです。
屋外撮影では問題になる場面は少なくなりますので、風景写真や旅先での記念写真などの屋外撮影が中心の方、花などのマクロ撮影をしたい方には特にお勧めです。
デジカメ入門者が使えば、何でもありのコンデジとしてオートモードで使い始めて、設定を徐々に覚えていっても良いです。
一眼レフを持っている方もサブ機として面白いカメラだと思います。マクロレンズ、広角レンズ、望遠レンズ代わりに。不測の事態のときのサブ機として持ち歩いても邪魔になりませんし。
※ 暇な時に、αSeetDやZ3で撮影したサンプルも掲載しようと思います。

マツバランの胞子とレンゲショウマの花粉~顕微鏡写真

1.マツバラン(松葉蘭)の胞子
かなりピンボケでしたが、外観の写真から。

画像

アップしたところです。黄色の濃い部分が熟した胞子のうです。1枚目の写真の右奥の辺りのアップです。

画像

熟す前の胞子のうです。ちなみに上の2枚は、一眼(αSweetD)で撮影しましたが、この写真はコンデジ(DimageZ3)で撮影しました。ピントの合う範囲が広いのがコンパクト機の特徴で気楽にマクロ撮影が出来ます。

画像

続いて顕微鏡写真です。
20倍(対物レンズの倍率です)

画像

40倍

画像

60倍

画像

60倍アップ

画像

60倍

画像

60倍アップ

画像

2.レンゲショウマ(蓮華升麻)の花粉
レンゲショウマの花粉です。花の様子は、8日のブログを見てください。
20倍

画像

40倍

画像

60倍

画像

60倍アップ

画像

顕微鏡フル活用術イラストレイテッド―基礎から応用まで (細胞工学別冊―目で見る実験ノートシリーズ)

レンゲショウマとマツバラン

1.レンゲショウマ(蓮華升麻)
キンポウゲ(金鳳花)科レンゲショウマ属
植木鉢に咲いたレンゲショウマです。レンゲのような花ですが、4cmくらいのとても可愛い花です。

画像
画像
画像
画像
画像

2.マツバラン(松葉蘭)
マツバラン科マツバラン属
シダの一種で葉の無い原始的な植物です。茎が2股(時には複数)に分かれているのが特徴です。茎の丸い突起物は、胞子嚢です。

画像

写真は、TAMRON SP AF 90 F2.8 マクロ 172E+α SeetDで撮影しました。トリミング・縮小しています。

ミニチュアシュナウザーが生まれました(10) & パグ

1.6月6日生まれのシュナウザー
生後2ヶ月になりました。
今まで小さめのサークル2つに3頭ずつで暮らしていましたが、パグの出産に備えて、少し大きめのサークルに引っ越しました。久しぶりに6頭そろい騒がしくなるかと思っていましたが、おとなしく&仲良くしてくれていて助かっています。遊びの時間だけは、騒がしいですが。
ちなみに8頭兄弟のうち2頭は、すでに家を離れていますが、元気にしています。

画像
画像

2.ナナ(パグ)
元気に散歩してますが、お腹が大きくなりました。今日か明日中には、生まれてくると思います。予定日よりは遅れていますが、何とか獣医さんが夏休みに入る前に生まれそうです。
パグは、出産が大変なので、無事生まれてくることを願いばかりです。

画像

追伸)8月10日
8日夕に体温が下がりはじめ出産の準備にかかったナナですが、9日になっても陣痛が見られず、病院で出産したのですが、子犬は助かりませんでした。
写真は、10日の様子。日陰で休憩中のナナです。

画像