花のアップ:接写でどこまで写る?(1)

等倍のマクロレンズ(タムロン:SP AF90mm F/2.8 272E)で寄れるところまで寄って撮影した花の様子です。
はたして、何の花でしょう?
写真をクリックすると800×600ピクセルのサイズでご覧いただけます。
1枚目:α700で撮影したままノートリミングで縮小しています。

2枚目:1枚目の一部分。オリジナル画像を縮小しないで、中央付近の一部を切り取っています。

ピントが合うと、花粉の形がはっきりと分かります。以前撮影した顕微鏡での様子はこちら
以下、同じ花の写真





答えは、リュウキュウツキミソウでした。

ヤグルマギク、キンギョソウなど

昨日夕方、親戚の家にて。
青、紫、ピンク・・・・色違いのヤグルマギクやキンギョソウが咲いていたので撮影しました。
今年はフクロウが来ていないかなーと期待してカメラを持っていったのですが、まだ早かったみたい。
望遠レンズしか持って行きませんでしたので、2m以上離れた位置から撮影。花アップの写真は、トリミングしてあります。
● ヤグルマギク(矢車菊)
ヤグルマソウとも呼ばれてますが、ヤグルマソウというとユキノシタ科の別の植物があるため、ヤグルマギクと呼ぶ方が間違わないようです。










● キンギョソウ(金魚草)


次の写真:これだけ内蔵のフラッシュを使いました




● キバナコスモス(黄花秋桜)


● ビロードソウ
別名:スイセンノウ(酔仙翁)

● ネギボウズ

ヒメヒオウギアヤメ (ソフト+マクロレンズで)

● ヒメヒオウギアヤメ(姫緋扇菖蒲)
シラーと同様にマクロレンズとソフトフォーカスレンズで撮影しました。
まずは、マクロレンズ(TAMRON SP AF90mm F2.8 (272E))で。






続いて、ソフトフォーカスレンズ(MINOLTA AF SOFT FOCUS 100mm F2.8)で。ソフトを効かせていないのもあります。




シラー(ソフト+マクロレンズで)

● シラー
先週紹介したシラーをソフトフォーカスレンズ(MINOLTA AF SOFT FOCUS 100mm F2.8)で撮影してみました。
ソフトフォーカスの加減を強めから徐々に弱めて撮影。
最大3から、ソフトフォーカス効果なしの0の範囲で調整できます。
ソフトフォーカス 3 (最大)

ソフトフォーカス 2

ソフトフォーカス 1

ソフトフォーカス 0.5

ソフトフォーカス 0(効果なし)

以下、アングルを変えて撮影(ソフトフォーカス加減のデータは不明。適当に調整しています)。


以下、マクロレンズ(SP AF90mm F2.8 (272E))で撮影です。



● ソフトフォーカスレンズ(MINOLTA AF SOFT FOCUS 100mm F2.8)

撮影に使用したソフトフォーカスレンズです。
ソフトの効き具合は、0~3の範囲で無段階に調整できます。また、絞りを開けたほどソフトフォーカスの効果は大きくなります。
0の時は、普通の100mm望遠レンズとしても使えます。
最短撮影距離80cmなので、花の写真を撮る時には、もう少し近づけると良いのですが、面白いレンズです。

シラー、カタバミ、タツナミソウ、ミズヒキ、テッセン、カラー、チョウジソウ

ボケにこだわったレンズSONYの135mmSTFと、TAMRONのAF90mmマクロレンズ(272E)で撮影しました。(カメラは、全てα700です)
一部トリミングをしていたりしていますので、あまり参考にないかもしれませんが、レンズの種別と絞り値をコメントしておきます。
● シラー

90mm MACRO F4.5

90mm MACRO F4.5

90mm MACRO F5<

90mm MACRO F4.5

90mm MACRO F2.8

90mm MACRO F2.8

135mm STF T4.5

135mm STF T6.3

135mm STF T5
● カタバミ(片喰)・・・黄色い花。後ろはタツナミソウです。

135mm STF T4.5

135mm STF T4.5

135mm STF T4.5

135mm STF T4.5

135mm STF T4.5
● タツナミソウ(立浪草)・・・白い花と紫の花。

90mm MACRO F2.8

135mm STF T4.5

135mm STF T4.5
● ミズヒキ(水引)・・・斑入り。後ろはタツナミソウです。

135mm STF T4.5
● テッセン(鉄線)

135mm STF T4.5

135mm STF T4.5
● カラー

135mm STF T6.3
● チョウジソウ(丁字草)

135mm STF T6.3
●135mmSTF
ボケの美しさはご存知のとおり。屋外(明るい所)では、ファインダーを覗いているだけで楽しいレンズです。
重さ。(APS-Cサイズでは、)少し長めの焦点距離。暗い場所(室内など)ではピント合わせが難しい面がありますが・・・それでもやっぱりSTF。
● TAMRON AF90mm MACRO
STFほどではないかもしれませんが、綺麗にボケてくれます。
軽いし、近くに寄れる、マニュアルでのピンと合わせもしやすいので、STFよりも色々な場面で手軽に使えます。
花や昆虫のアップを撮りたい方にお勧めできます。
ズームレンズしか使っていない方は、短焦点レンズのシャープさも実感できると思います。